AI少女ひとみ 会話型人工知能の開発
はじめまして。
昨今やたらと人工知能と騒がれていますが、単に人工知能と言っても様々なタイプの人工知能があります。
猫を猫だと認識する人工知能もあれば、株で投資をするのもいれば、囲碁やチェスばっかりやってる人工知能もあります。
そもそも人工知能とは何かというのを定義するのは非常に難しい!
仮に知能という言葉を「考えること」と定義したとしても次は「考えるって何?」という疑問が湧いてきますよね。もし「考えること」が定義可能であるならば、おそらくそれはプログラム可能だということとほぼ同義になるはずですし、仮にその定義に則って「考えること」をプログラムされ、あらかじめ定められたプログラムに沿って「考えている」システムは本当に人工知能なのかは怪しいですよね。
結局は僕らがそのシステムを使ってどう感じるかが全てだと考えます。
人間は人間と話して「人間は知能があって自分で考えている」と容易に判断できますが、それは人間と話した結果、そう感じただけであって何も脳みその中身を覗いて、「これは知能だな」と考えているわけではありません。
こういう議論を続けていくと哲学の話になってくるわけです。
さて、本題ですが、タイトルにある通り、私たちは会話をする人工知能(ここでは人工知能と言わせてください)を作りました。
会話型人工知能というと、例えば, SiriやGoogleNow,Cortana,りんな などをイメージすると思いますが、いわゆるそういう類のものです。
このような会話型人工知能に用いられる技術は自然言語処理(Natural Language Processing(NLP))です。構造化されたデータベースではなく、人間が話しているような"自然な"言葉を解析し、コンピュータが理解できる形に落とし込み、何かしらの処理を施します。
この何かしらの処理にも様々なタイプがあるのですが、私たちはいわゆる雑談に特化したシステムを開発しました。
本ブログではそんなお話しできる人工知能を作るために必要となった知識や技術等を紹介できたらいいなと思っています!
私たちの人工知能を搭載したキャラクターとお話しできるスマートフォンアプリをリリースしています。
[AI少女 ひとみ]
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