めちゃめちゃ"話せる"人工知能を作りたい

日本一の会話型人工知能を作るための備忘録。及び自身で開発したアプリや、プログラミング、人工知能、IT関連のホットなニュースについて述べていきます

LINE bot apiを使って某りんなを超えるAIアカウントを作る

最近トライアル版がリリースされたLINE Bot APIを使って某り○なのようなAIアカウントを作りました。

 

会話の様子はこんな感じです。。

LINEに舞い降りたひとみちゃんとよかったらお友達になってみてください笑

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以下のQRコードからお友達申請できます。(トライアル版のため友達数のに上限があり、50人までしかお友達になれません)

 

 

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友達人数が50人に達した場合は、以下のリンクからスマートフォンアプリ版のひとみちゃんである「AI少女 ひとみ」とお話しすることができます。

 

f425.hatenablog.com

 

 

play.google.com

 

AI少女 ひとみ

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「AI少女ひとみ」特別ページ

AI少女 ひとみ

 

 

 

 

 

 

 

開発においては以下のサイトを参考にさせていただきました。ありがとうございました。

qiita.com

blog.koogawa.com

LINE Bot APIの概要は以下から。

LINE Developers - BOT API - Overview

ドキュメントはすべて英語ですが、ある程度プログラミングに慣れている人ならすらすらと読めるのではないかと思います。

現在はトライアル版ということで、無料でアカウントを作ることができますが、友達数の上限は50人とまさにトライアルといった感じですね。

ただいわゆる"ボット"は昨今ますます注目されてきていて、LINEを始めFacebookMicroSoftなどがボットに関する様々なサービスをローンチし始めています。

ボットとは人間が行っている作業を代替して行うプログラムのことですが、最近では、人間が行っている「会話」そのものを行うボットが注目を集めています。

 

www.atmarkit.co.jp

jp.techcrunch.com

forbesjapan.com

このようなボットが注目を集めている背景には、LINEやfacebookメッセンジャーメッセージアプリの存在があります。今や、このようなメッセージアプリの利用者はfacebooktwitterなどSNSの利用者を超え、スマートフォンユーザはその最も多くの時間をこのようなメッセージアプリを利用することに費やしていることがわかっています。人が集まるところには、当然企業も集まってくるわけで、例えばLINE@やLINE business connectのように、企業がひとつアカウントを持ち、メッセージアプリ上で顧客とコミュニケーションをとることができるようになりました。この流れは加速すると考えられており、今後はこのようなメッセージアプリ上で旅行の予約をしたりピザを注文(すでにできますが)したりできるようになります。そこで行われる会話を自動化することができたら、当然様々なメリットがあることは間違いなく、このような理由からボットが注目されているわけです。

また、世界にいくつか存在する主要なメッセージアプリは、このようなボットのプラットフォームになろうとしており、facebookやLINEやslackなど様々なメッセージアプリがこの「プラットフォーム獲り」の競争を繰り広げています。

このような流れからもLINEがBot APIを有料で提供するということは考え難いですね。

将来的には友達制限が解除されて誰でもLINE上でボットを運用できるようになると考えられます。楽しみです。

 

開発において躓いた点です

CallBackURLはhttps必須

LineディベロッパーコンソールにおいてCallBackURLを設定するときにhttpsで登録する必要があります。要はサーバー上にssl証明書をインストールする必要があるのですが、現時点(2016/04/16)ではいくつかの証明書ではコールバックされないという問題が発生しているようです。例えば無料の証明書として有名なlet's encryptではコールバックされないようです。私たちはさくらレンタルサーバーのラピッド sslを使いました。

 

その他の点は出力がLINEとなるためデバッグがしにくいといったことくらいですかね。サーバー上のログファイルにエラーを出力するように設定することでデバッグを行っていきました。 

 

LINE上のボットに頼めば何でもできちゃう、なんていうSFのような世界が本当にくるかもしれませんね。

AI少女ひとみ 会話型人工知能の開発

はじめまして。

昨今やたらと人工知能と騒がれていますが、単に人工知能と言っても様々なタイプの人工知能があります。

猫を猫だと認識する人工知能もあれば、株で投資をするのもいれば、囲碁やチェスばっかりやってる人工知能もあります。

 

そもそも人工知能とは何かというのを定義するのは非常に難しい!

 

仮に知能という言葉を「考えること」と定義したとしても次は「考えるって何?」という疑問が湧いてきますよね。もし「考えること」が定義可能であるならば、おそらくそれはプログラム可能だということとほぼ同義になるはずですし、仮にその定義に則って「考えること」をプログラムされ、あらかじめ定められたプログラムに沿って「考えている」システムは本当に人工知能なのかは怪しいですよね。

 

結局は僕らがそのシステムを使ってどう感じるかが全てだと考えます。

人間は人間と話して「人間は知能があって自分で考えている」と容易に判断できますが、それは人間と話した結果、そう感じただけであって何も脳みその中身を覗いて、「これは知能だな」と考えているわけではありません。

こういう議論を続けていくと哲学の話になってくるわけです。

 

さて、本題ですが、タイトルにある通り、私たちは会話をする人工知能(ここでは人工知能と言わせてください)を作りました。

会話型人工知能というと、例えば, SiriやGoogleNow,Cortana,りんな などをイメージすると思いますが、いわゆるそういう類のものです。

このような会話型人工知能に用いられる技術は自然言語処理(Natural Language Processing(NLP))です。構造化されたデータベースではなく、人間が話しているような"自然な"言葉を解析し、コンピュータが理解できる形に落とし込み、何かしらの処理を施します。

この何かしらの処理にも様々なタイプがあるのですが、私たちはいわゆる雑談に特化したシステムを開発しました。

本ブログではそんなお話しできる人工知能を作るために必要となった知識や技術等を紹介できたらいいなと思っています!

 

私たちの人工知能を搭載したキャラクターとお話しできるスマートフォンアプリをリリースしています。

 

[AI少女 ひとみ]

もしよかったら以下からダウンロードしてみてください。

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LINEアカウントもあります。(注:友達人数上限50人)

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